近所の穴場的スポットをご紹介します。
愛犬の散歩がてら、三熊山の梅園へ行って来ました。
梅の開花状況をお知らせします。
そして、洲本城付近もご紹介します。
場所は、洲本温泉街の海岸から三熊山ドライブウェイへ右折し、登りきった所に駐車場(馬屋郭)があります。
より大きな地図で 三熊山 洲本城 を表示下車して徒歩で約5分、ほとんど段差ない道を登ると本丸の南西側に
三熊梅園があります。

梅園入り口

ピンクや白の梅があります。

満開。綺麗ですねぇ。落ち着く色ですねぇ。日本ですねぇ。

つぼみの物もあります。白いしだれ梅です。
ベンチも有り、お弁当を食べながら眺めるのも良さそうです。
本当に静かで、行った時は誰もいませんでした。
オススメの穴場です。
梅はもうしばらく楽しめそうです。
続いては、洲本城付近を散策です。
洲本城は、室町時代後期に安宅(あたぎ)氏に始まり、
脇坂安治が1585年~1609年の24年間で、今の様な総石垣の城を築き上げたとされています。
水軍の城とだけでなく、
豊臣秀吉の大阪城の防衛する城でもあったそうです。
現在の城は、1928年に建てられた
日本最古の模擬城です。
1999年、国の史跡に指定された文化財となりました。
古い物や
安太(あのう)積み、日本で3ヶ所でしか見れない
登り石垣など、
貴重な石垣も見所です。
また、三熊山は国立公園で、県のレッドデータブックに載っている植物がたくさんあります。

本丸へと通ずる、威風堂々たる大石段。 本丸台を囲う、高い石垣。
大石段を上ると、

本丸南の
虎口へ行きます。直進をはばんで屈曲した道になっています。
裏には階段があり、

上から攻め入る敵を攻撃しやすくなっているのでしょうか。門の柱を受けたとされる石が埋めこなれたままになっています。
虎口を通過すると、本丸から
天守閣が目の前に見えます。


小天守台からの眺めは、洲本八景1に指定されています。本丸には茶店もあります。
この日は、写真の奥側のお店が営業していました。

洲本の人気者、しばえもん狸が祀っています。

洲本八景1
続いては、本丸から約500m西へ、
西の丸へ向かってみました。
梅園の近くに、頑丈な柵で覆われた物があります。

これは、
シロミノヤブムラサキといい、
世界で唯一の木です。
今のところ世界でここだけとは、なんて貴重なんでしょう!


どんどん進みます。ご覧のような道ですので、一人では不安になるかもしれません。
途中、右側にポツンと石があります。
残念石といい、石垣に使われる予定だった石です。
石の裏側を見ると、十字型に穴を彫っていました。
ここからの景色は、天守閣が見えて絶景です。

綺麗に手入れされた植木が並ぶ、
西の丸に到着です。
この先へ進むと洲本市街地へ下りれます。
Uターンして戻ります。
本丸と東の丸の間に、八王子と言う神社があります。

壁のような巨大な岩があり、十二支を祀っているそうです。
不思議な所ですねぇ。
駐車場へ帰る途中、
日月の池(じつげつのいけ)があります。

枯れることのない池で、城にとって大切な水でした。
山城に池があるのは珍しそうです。
駐車場に到着。奥で休憩。

ほどよく歩きました。
以上、近場の
穴場スポットです。
これは、
パワースポットとも言えるのでは??
関連ブログ:
三熊山 洲本城は日本最古?